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激変する時代こそ聡明である秘訣【2】

当社「(株)事業パートナー九州」と経営に課題がある企業の「経営改善」の面で連携しています「chi-ho’s studio」の「鎌田千穂」代表(産業カウンセラー)のコラムを掲載しています。

 

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今回は「激変する時代こそ聡明である秘訣」5回シリーズの第2回目です。

 

【2】商売やサービスを提供するとき、やってはいけないこと

前回、「苦境の中に程こそ、新しいビジネスのヒントが落ちている」、「そしてそのヒントをチャンスだと気がつき、拾い上げ磨いた企業が次の時代を創っていく」、「どんなに知恵があろうと、財力があろうとも、今を生き抜く事ができる企業は、その環境にあわせて変化できる企業だけ」とお伝えしました。

そのヒントをチャンスと捉えて行動するときに、決してやってはいけないことが二つあります。

 

一つ目は「人の苦しみや弱みにつけ込んだ販売」です。

わかりやすい事例をあげると、トイレットペーパーの高額販売があります。

この販売のやり方は、人の苦しみや弱みにつけ込んだ転売をするやり方で、情報を基に先手を打った方が一時的に商品転売マージンを稼ぐことになるのですが、この方法は短絡的であり、社会通念を全く除外しした、自分さえよければという考え方が顕著に表れる行動です。

パニックによって商品が買えない不満が日々増幅させていく状況で、たまったストレスの矛先は、高額設定をしている転売事業者となり、一斉に糾弾を受ける結果が待っています。

そして、次第に誹謗中傷をする犯人捜しに変化した挙句、儲ける機会の到来という心理で早めの行動をしただけなのにもかかわらず、身元はあっという間に調べ上げられ、転売事業者だけでなく家族や親せきまでの人生も危険にさらすこととなる場合につながります。

 

二つ目の事例として、「需給が逼迫(ひっぱく)しているモノとの抱き合わせた販売方法」です。

わかりやすい事例は、ニュースでも放送された、大手ドラックストアのマスクと他の商品を抱き合わせて購入を促した内容が該当します。

この抱き合わせ商法は、大抵の場合は、多くの人が入手したいと考えるような人気商品と、人気がなく売れ行きが芳しくない不人気商品をセットにして販売するモノが多いです。

この入手しにくい人気商品と不人気商品を組み合わせて販売した場合、販売する側にとっては不人気商品を買ってもらえることで、売上げが上がる期待ができます。

しかし、商品を買う側からすれば、人気商品を手に入れるために、不要な商品を同時に購入しなければならない理不尽さに直面します。

もちろん、購入する側が、ついでに欲しい商品であり、お得感が増すような満足した場合は別ですが、大抵は不必要なものを買わされるという気持ちがついてきます。

今回のように、新型コロナウイルスの影響で、需給が逼迫(ひっぱく)している手に入らないマスクを他の商品と一緒に、抱き合わせ販売をすることになると、不満の矛先は抱き合わせ商法をしている販売店に向けられることとなり、国の苦情処理窓口に多くの苦情が寄せられることで、独占禁止法に抵触する判断材料となり、企業の社会的責任を問われることとなります。

今回、大手ドラックストアが需給の逼迫(ひっぱく)している状態のマスクを栄養ドリンクなど含めて、高額になるような抱き合わせ販売をしたため、この不満の矛先が SNS 投稿を通じて名指しで問題ある企業を糾弾し、その内容が一斉に全世界に拡散されるのですから、言い逃れの出来ない証拠を基に公正取引委員会が早急に動くきっかけとなりました。

 

商売とは“困っている方が利用したい商品やサービスを、自分が好ましいと感じている人から提供されたから、その商品やサービスを利用している”ということが根底にあります。

二つの事例で現実問題になっていることを客観的に判断すると、商売とは人対人の付き合いで感情が左右されることで成り立っているということが柱になってくると理解でき、合理的かつ効率を求めただけの言い訳で決して片付けられるものではないということです。

私は、多くの企業から「経営を循環させる業務改善と組織改革」の依頼があり、中には売り上げを伸ばすことをお願いされることも多いのです。

そういった中で、各企業の担当者に育成の段階で必ず重きを置いてきたことは、“社会的な観点を持った人付き合いの仕方を持ち、商品・サービスの提供においてのバランスを均等に保ったものが根底に持つことの重要性”を唱えてきました。

もちろん、即効性は厳しいですが、継続運営としてはジワジワと必ず成果が出ます。

そして、こういった苦境のとき程こそ生き残っていく事業体となる証明をしてきました。

商売は、そういった企業の在り方が確立されたからこそ、その独自のやり方が認められて、経営が成り立っているという観点をしっかりと持っておくことが重要なのだと確信があります。

 

次号【3】に続く

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