利益を出し続ける(5)社長がいつ交代するかの仕組み
連携している「(株)事業パートナー」の投稿記事から、「利益を出し続ける仕組み」を5回の連載で紹介しています。今回は5回目(最終回)です。
【1】 「売れる商品・サービス」を作り、改善を継続する仕組み
【2】 社員が一生懸命に仕事をしたくなる仕組み
【3】 資金がショートしないようにする仕組み
【4】 儲けた利益を何に使うかを決める仕組み
【5】 社長がいつ交代するかの仕組み
残念なことに大多数の中小企業には、ここに示した仕組みがありません。たとえあったとしても非常に未熟です。
「どんぶり勘定」「場あたり的」な経営で、勉強をしない経営者を待っているのは、「倒産」しかありませんので、5つの仕組みを理解して体制の整備を行いましょう。
【5】社長がいつ交代するかの仕組み
事業継承に関しては次に示す考えで取り組む必要があります。
1. 社長になってからすぐに承継のことを考える
2. 後継者は身内とは限らない、馬鹿息子に承継させて倒産するよりは、社内外の優秀な人材に継がせるべき
3. 事業承継の準備には10年かかる
4. 経営術は現社長からは学べない、最適な教育機関で習得させるべし
5. 後継者に多くの負担を残してはならない
事業継承の準備に10年かける理由
事業継承を身内や親族、社員や外部人材の誰を対象にするにしろ、
ただ、これだけでは実際に次期社長が経営を行う時、
例えば、
こういったことへ対応できる様になるためには「経営の知恵」
また、
この「知恵」
<今回のポイント>
事業継承には10年かかると考え、
今回、「(株)事業パートナー」の記事から、「利益を出し続ける」というテーマで、5回にわたり「経営の基本的な考え」を紹介しました。
会社を存続させ、発展させるためには「利益を出し続ける」ことが必要です。
そのためには、智恵を出して、「仕組み」を造り・運用することが重要です。
(株)事業パートナー九州では「経営に関する相談」を受付けています。
弊社だけでは解決できない課題に関しては、「(株)事業パートナーをはじめ、幅広い人的ネットワーク」を使って解決していきます。
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