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北九州アシスト法務事務所の創業支援(1)事業計画の検討

北九州アシスト法務事務所は、中小企業支援を中心とした行政書士事務所です。

前号で「行政書士が行う中小企業支援業務」を紹介しましたが、今号から「北九州アシスト法務事務所」が行う中小企業支援について代表者の思い入れを含めて紹介します。

初回は、会社の設立に関する支援内容の1回目です。

当事務所では、手続きの代行だけでなく、その前提となる「事業計画」「資金調達」の面も、創業者の立場に立ち、経営論、手続き面だけでなく、精神面も含めて、さまざまな視点で支援をさせて頂きますので、ご気楽にご相談をお願いします。

説明は株式会社設立を前提としていますが、個人経営の場合も参考にして下さい。

なお、「創業支援」に関する内容は、「赤沼創経塾:http://soukeijuku.com/」で学んだ内容をベースにこれまでの経験内容、考えを加えたものです。

<事前の準備>

創業を思いついて直ぐに会社を設立することはできません。

また、事前の準備が不十分だと、創業後にさまざまな問題が発生し、経営が軌道に乗るまで時間がかかり、最悪早期に廃業することになってしまいます。

 

1 .創業環境の整備(周囲の理解)

① 家族、周囲の理解

創業、その後の会社運営にはさまざまな問題が発生し、心を痛めることも多くあります。

その際に、支えになってくれるのが周囲の方、特に家族です。

創業するに当たっては、相互に助け合えるように、十分に話し合いを行い、家族の理解を得ることが重要です。

その場の勢いだけでなく、一歩立ち止まって、よく家族と話し合って、合意を得て、家族を良き理解者として下さい。

また、業種によっては、以前勤めていた会社や商店(飲食店、美容院なども)を辞めて、同業の事業を始めようと思っている方も多いと思います。

当然、過去に経験したことを継続することは成功する確度を上げることができますし、創業融資の面でも有利に働く可能性があります。

辞める際は円満に、辞めた後も良好な関係を築けるように努めて下さい。

困った時に、精神面、場合によっては、物資の面で助けてもらえることもあります。逆の場合は、強力な競争相手になる可能性もあります。

② 資金面の安心

後の資金調達の項目でも述べますが、創業での初期投資、経営が安定するまでの運転資金・生活資金、不足の事態に対応する余裕資金と、準備する資金が多い方が当然安心です。

特に、今、安定した収入を得ている場合は、決断を慎重に行ってください。

自分の置かれている状況、周囲環境から最適な場合もありますが、「今、実施すべきなのか」資金面も含めて良く検討して下さい。

私も定年退職を待たず退職をしましたが、やはり、資格取得後、1年間待ちました。

その間に、仕事に影響がでない範囲で、セミナー参加、周辺の資格取得の勉強、人的ネットワークの構築を行い、資金面のシミュレーションも行いました。

最後の決断の際は、資金面で不安は解消できませんでしたが、それでも、1年間待ったことは有益だったと思っています。

「資金ゼロから出発し、(苦労して)(幸運に恵まれて)(人に助けられ)、こんなに成功しました」との話、書籍がありますが、当然、成功したから表に出る話であり、陰には、失敗した事例の方が多く存在しているのが実際の姿と思います。

また、資金がある方が、より有効な投資ができますし、精神的にも安定しますので自己のレベルアップの投資もすることができます。

 

2.事業計画の立案(構想)

①創業者の想いの整理、決意の確認

まず「自分が何をしたいのか?」「その事業が社会・人のためにどのような貢献ができるのか?」、この自問自答を紙に書き出して、何回も繰り返して整理してみて下さい。

段々と自分の決意、存在意義が明確になってきます。

それを、「経営理念」として、表現にこだわらずに文書にしてみて下さい。

今後の検討の中で変わっていく可能性がありますが、「強い意志として」今後の精神的な柱になると思います。

私は「行政書士を開業するに当り」、経営理念として、「人・社会にお役に立つ業務を行うことにより、生かされていく *お世話になった多くの方々に感謝し、お客様の安心、夢、発展をアシスト」と設定しました。

②創業する事業の客観的な評価

「ただやりたい」「できるはず」だけでは、不十分で、冷静に「創業する事業」を眺めてみることが重要と思っています。

参考として、私が会社勤めの時及び行政書士として開業に当たっての考え方を紹介します。

「自分が何をしたいのか?」 *①で整理済み

・その中で、「自分が何ができるのか(自分の強み)?」、「自分に何が足りないのか(自分の弱み)」を明確にしてみて下さい。

創業される方は、当然、自信をお持ちなので「自分の強み」は良く理解されていると思いますが、「自分の弱み」に関しての認識が不十分、あるいは「あえて考えない」方も多いと思います。

今一度、冷静に考えてみて、紙に書き出してみて下さい。

「弱み」は必ずあるもので、これを認識しておくことで、先に生じる可能性がある「不測の事態」を未然に防げる可能性がでてきます。

・次に創業する事業の市場の中を分析してみて下さい。

「市場(競合)に対して優れたものがあるか?」「市場(競合)に対して劣っているところは何か?」、事業の業種によっては、立地条件によって逆になる場合もあります。

先の項目で「自分を知って」次に「相手(お客様、競業者)」を知ることを検討して下さい。

・これらの整理がつくことにより、次に示す、戦略・戦術の立案につながります。

その後の会社経営も意識して、創業時に十分検討することは、今後発生するさまざまな問題に対して、あわてることなく冷静に対応できると思います。

なお、ここで示した考えは、企業経営理論の「SWOT分析」「4P分析」「5つの力分析」などを基にしていますが、症状・原因によって処方する薬が違うように、事件によって適用する法律が違うように、創業も個々に状況が異なり、各ケースごとに、検討(分析)する有効な手法が異なると思っています。

当事務所では、創業者のお考えを十分理解して、経営理論を参考にしつつも、現実に合った検討を支援していきたいと思っています。

③戦略・戦術の検討

上記で検討した結果を基に、戦略を検討するステージです。

戦略検討のポイントは「自分の強み、市場での強み」をどう活かしていくか、「自分の弱み、市場での弱み」をどう対応するかを検討することです。

保有している資源(技術・技能、資金など)は限りがあります。

それをどう有効に、損失を少なく使っていくかです。

この戦略の立案に関しても、企業経営理論では、幾つもの手法がありますが、やはり、有効な手法は個別案件ごとに異なります。

ここでは、私の過去の経験として、一般的な流れを紹介します。

・創業時、その半年後、1年後、3年後の「目標とする姿」を描き、それを文書化する。

目標は、売上(利益)、会社規模(従業員数)、業務内容(新たな業務の追加)など幾つかを設定しても構いません。

5年、10年先はまだ読めないと思いますが、融資の返済の面でも3年後の姿は設定しておきたいものです。

・その各時期の目標を達成する大まかな実施項目を明確に設定する。

その項目を短期、中期に分類して、日程に落とし込む。

この際は、先の「②の事業の客観的な評価」で認識した「強みの活かし方」「弱みの対応」を考慮して検討することになります。

「強みの活かし方」「弱みの対応」を決めることが「戦略」であり、それを実現する方法・日程が「戦術」になります。

 

以上、創業に関して主に「事業計画の考え方」に関することを述べましたが、事業を成功させるには、「しっかりとした考え」を持つことが重要と思います。

ここで決めた考えをその後も継続できることはなく、節目で「修正・変更」していくことになると思いますが、一度、「しっかりとした考え」を自分のものとすることにより、「修正・変更」も誤ることが少なくなると思っています。

当事務所は、表面的な事業計画を作成するのではなく、十分に検討した事業計画の作成を支援させて頂きます。

次号以降では、「会社設立手続きの具体化」「創業資金の調達」を紹介しますので、ぜひ、お読み下さい。

 

 

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