スモールM&Aでの企業調査(DD)
スモールM&Aの流れ
(株)事業パートナー九州が行っています、「バトンズ」のシステムを使った「スモールM&A」の6つのステップを示します。
M&Aアドバイザーの実施内容については、以前の記事を参照して下さい。
今回は、会社・事業を売りたい方(売手)と買いたい方(買手)が基本的な内容に合意した後に、買手が主体となって行う「企業調査:デューデリジェンス(DD)」について紹介します。
DDの必要性
M&Aで会社や事業を買う側にとって、買ったあとに隠れた問題点が発覚して損失が発生するのは大きなリスクです。それを避けるために、買手自身によるDDが行われます。買手がM&A専門家、弁護士、公認会計士、社会保険労務士などに依頼して行われます。
次に主なDDの種類と実施内容を示します。
DDによって大きな問題が見つからなければ、買収条件を詰めて最終契約へ進みます。問題が見つかった場合は、最終契約までに修正することを契約の条件にしたり、譲渡価格で調整します。なお、重大な問題が見つかった場合は、M&Aそのものがご破算になる場合もあります。
スモールM&AでのDD
中小企業の場合、DDに費用を多く掛けられませんが、後のトラブルを防ぐには、実施は必須です。上記の全てのDDを実施するのではなく、対象の案件に応じて実施項目を絞って行うことがポイントになります。
費用を抑えて、短時間に、効果があるDDを行うためには、M&Aの専門家に相談することが望ましいです。
弊社では、バトンズ社のDDプログラムに則って、適切な価格で実施することが可能です。
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