売上を上げ続ける戦略(1)儲けるための商品の売り方の仕組みとは?
これまで紹介の弊社が提供しています『売上向上支援パッケージ』は、販売の方法に関する実務面の具体的な支援メニューです。
その前提には、「中小企業が売上を上げ続けるための販売戦略」があります。今回、連携している『(株)事業パートナー』のメルマガを参考にして、この中小企業の販売戦略について5項目にまとめましたので順次紹介していきます。
1. 儲けるための商品の売り方の仕組みとは?
2.利益を確実に出すためにはこうする!
3.ターゲットの明確化。誰にでも売るというのは駄目!!
4. 商品・製品は”売れた”ではなく「売れる!!」のである
5. 販売計画の7原則
(株)事業パートナーのホームページはこちら
第1回の今回は、「 儲けるための商品の売り方の仕組みとは?」について紹介します。
儲けるためには、ずばり、「(儲かる)粗利の高い商品を提供」することです。
高い粗利の商品には次の3つの特徴があります。
1.市場にまだ多く出回っていない商品
⇒ 商品が生まれてからなくなるまでの間で“生まれたばかり”
2.品質が高く、他の商品にはない独自の価値がある商品
⇒ 価値が圧倒的に高い分、高い価格を維持できる商品
3.お客様に購買経験がない商品
⇒ お客様が買われたことがないので、
1.市場にまだ多く出回っていない商品
生まれたばかりの商品の売り方には、3つのポイントがあります。
(1)お客様が目にする機会を多くする
(2)お客様に商品を知ってもらい、商品を理解してもらう
(3)様々な告知方法を使う
生まれたばかりの商品は、お客様に購買経験がなく、「知らない」「イメージがわからない」ものです。
知らないことには買うことができないので、
2.品質が高く、他の商品にはない独自の価値がある商品
品質が高く、他の商品にはない独自の価値がある商品は、
3.お客様に購買経験がない商品
“知らない”を“知っている”
今回は、「儲けるための商品の売り方の仕組みとは?」、「儲かる粗利の高い商品を提供する」ことを紹介しました。
粗利(利益率)の高い商品を開発・仕入れて、提供することは、当然、利益が上がることになります。
次回は、「利益を確実に出すためにはこうする!」と題して、利益に対する考え方・計画について紹介します。
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