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(経営改善の現場から)事業再構築の考え方

コロナの影響を受けている企業は多い

(株)事業パートナー九州には、経営に行き詰まった企業からの相談が多く入ってきます。相談の中には、今回の新型コロナウィルスの感染拡大により、売上・利益が減少し、資金繰りに困っている企業もあります。一例として、現在、経営改善や事業再構築補助金の関係で支援している企業の売上推移を示します。

対象の各企業は、この状況(コロナによる経営悪化)を乗り切ろうと自社内で懸命な努力をされてきましたが、なかなか改善されない状況で、出口が見えない状態の中で弊社に相談に来られました。

経営改善の進め方としてはこれまでの事業に集中して業績の回復を図るのが本道の一つですが、市場・顧客が変化する中では、事業の再構築、新しいことに挑戦する選択肢もあります。

この点は、各企業の状況(商品・サービスの強み)外部環境(市場・顧客の変化)によりますので、画一的に決められないのが現状ですが、ここでは、事業再構築の考え方を示します。

 

事業再構築の進め方

 

これまで何度か同じような図を提示していますが、経営改善で進むべき方向として、次に示す4つのパターンがあります。

現在、支援を行っている企業は、上の表の中では、「自社が保有する強み(技術・サービス)」や「長年築いた市場・顧客」をベースとして、(2)や(3)の領域への進出を進めています。

なお、(1)の可能性、まだ従来の市場・顧客の中で自社の占有率が高められる可能性があれば、営業部門を中心に短期集中で実施する場合もあります。

 

(2)従来市場に新商品(技術・サービス)を投入

例えば、従来のお客様にこれまでのサービスとは別に、WEB(ネット)を使ったサービスや最近普及し始めているサブスクリプションサービスを提供することです。お客様の販売促進への貢献、生産性向上やコスト低減に役立つ商品・サービスを提供することができれば、売上・利益の増加が見込めます。

 

(3)新市場(異業種)に自社の強み(技術・サービス)を展開

例えば、金属部品製造会社が、自社の強みである「精度・品質の高さ」を武器にして、これまで電気製品の部品加工を行っていたものを、自動車業界や航空機業界など、従来と異なった業種の企業向けに展開することです。この事業拡大が成功する可能性が高いと思います。

この時に注意すべきことは、1業界1社とすべきことです。1業界1社にすることにより、先端技術の試作品の依頼が来る機会が多くなります。同じ業界の複数の企業の仕事をしていると秘密保持の観点で先端的な仕事をもらえる可能性は減ってきます。

 

これから魅力的な(4)市場・商品が異なる領域への進出

現在、公募がされている「事業再構築補助金」では、「思い切った事業の再構築」が推奨されています。ここでは、新商品(製品)で新しい市場であることも審査の判断基準になっています。これまでは、なかなか、市場と商品の両方が「新規」の領域に踏み込むにはリスクが高く、弊社としては提案は少なかったのが現状です。

このリスクを軽減できる方法として、「M&A」があります。現在、後継者不足や事業の先行き不安から会社や一部の事業を売却しようと考えている企業が多くあります。自社で取り入れて大きな効果が期待できるのであれば、対象の会社を買うことも選択肢の一つです。また、自社で不採算の事業があればこれを他社に売却し、売却で得た資金を得意分野の投資に充てることも選択肢としてあります。

中小企業の「M&A」は、弊社が使用している、(株)バトンズのマッチングサイトで、対象の企業を探すことも可能です。

 

「事業再構築補助金」の要件として、「経営革新等支援機関の支援を得て事業計画を策定する」ことが要求されています。コロナの影響等で、社会の仕組み、経済状況が大きく変わろうとしているこの機会に、自社の現状と外部環境を分析し、自社の進むべき道を「事業計画(経営計画)」の形にまとめて推進してみませんか。

弊社では、「事業再構築補助金」「ものづくり補助金」の申請に伴う事業計画の策定支援、銀行への借入金の返済条件を見直すための「経営改善計画」の策定とその実行支援を中心に業務展開を行っています。

弊社は「経営革新等支援機関」に認定されていて、「経営改善計画」「経営革新計画」「ものづくり補助金」の申請、採択の実績があります。また、現在、「事業再構築補助金」の申請支援も行っています。

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