高度外国人材採用事例集
2023年3月に、経済産業省「九州経済産業局」から、九州内で「高度外国人材」を採用した14社を紹介した事例集を発行しています。
高度外国人材とは大学等(専門学校、短大含む)を卒業された方が対象で、日本で働くため、主に次の在留資格を保有している方々を言います。 ・技術・人文知識・国際業務 ・高度専門職 ・特定活動46号(本邦大学卒業者)
採用企業の業種採用企業の業種を示します。製造業(主に技術者の採用)が多く紹介されています。 ・製造業:5社(工業系:2社、食品系:3社) ・小売業:3社(旅行用品、スーパー、農機具) ・卸売業:1社(産業資材) ・建設業:1社(土木、建設) ・宿泊業:2社(旅館、ホテル) ・情報通信業:1社(ソフトウェア) ・サービス業:1社(コンサルティング) 従業員数では、最低7人、最大500人です。
採用の目的採用した企業の採用目的を示します。 ・海外展開:7社 ・ダイバーシティ推進:3社 ・エンジニアリング人材確保:2社 ・外国籍従業員マネジメント:1社 ・インバウンド対応:1社
外国人材の採用:目的を明確に
事例集で紹介された企業は、「外国人材の採用目的」が、自社の事業内容から明確にされています。 単なる、人手不足対策ではなく、「なぜ外国人材が必要なのか」が明確になっています。 また、記載されている「採用・定着・活躍のポイント」は、これから外国人材の採用を検討されている企業の方には参考になるものと思います。
(参考) 日本貿易振興機構(JETRO:ジェトロ)も「高度外国人材活用事例集」を発行していますので、合せてご覧下さい。
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